後藤輝夫は、外国船も寄航する日本海に面した港町山形県酒田市で1953年に生まれ育った。
高校を卒業して東京に出て芸術系の大学で写真を学んでいたが、大学では授業のカメラよりもジャズサークルでSAXを吹いている時間の方が長かった。ライブハウスにも顔を出すようになると、演奏を評価されプロのジャズ・ミュージシャンに混って演奏をするようになる。
その当時全盛を極めていたFolk系、New-Music系、Pops系歌手のツアーやレコーディングに参加(*1)するようになると、学んだカメラではなくサックスで身を立てる人生となっていく。
さまざまなアーティストのサポートミュージシャンとして活躍すると同時に、自身の音楽の原点であるJAZZの演奏活動も精力的に行っており、今までに発表した5枚のCDはどれも刺激的でexcitingなものである(*2)。
輝夫のSAXの音は彼の人生そのもの。
CDやLIVEで彼のSOUNDを聴くと、太く艶やかな音色が大胆なリズムの中で心地よく自由に踊っているのが分かるだろう。
*1 サポートしたアーティスト一覧
あがた森魚、今村祐司 、寺下誠、南佳孝、吉田美奈子、加山雄三、ハイファイセット、松山千春、アリス、サザン・オールスターズ、郷ひろみ、カルロストシキ、コロッケ、高中正義、尾崎豊、大橋純子、杉山清貴、etc...
ライブツアー及びアルバムレコーディングに参加。
*2 1988~1995年まで、N.Y.在住のべーシスト中村照夫率いる「RISING SUN BAND」のメンバーとしてN.Y.TownHallや、老舗Birdlandに出演。
ハモンド・オルガンの巨匠「Lonnie・Liston・Smith」と共演した"GO TO"やSoulの名曲をカヴァーした"GO AHEAD"等、自己の作品をクラウン レコードからリリースする。2004年リーダーバンド "ごめんね"名義の「TOKYO NIGHT BEAT」をホワッツニュー・レコードより、2007年にはパーカッションの今村祐司とのデュオ・アルバム「BEAT FROM THE EARTH」をリリース。2014年発売されたギタリスト佐津間純とのデュオ作品「But Beautiful」は第20回日本プロ音楽録音賞ベストパフォーマー賞を受賞し話題となっている。現在はギターとのデュオ演奏、及び自身のリーダーバンド「ごめんね。」を中心にライブ活動中。
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